CBDコラム

流行りのCBDはキマる？キマらない？SNSや口コミからわかる真相を追求

大麻由来の成分であるCBD。

CBDをネットで検索すると『キマる』という話も。

「危ないクスリみたいな症状が出ることはないの・・・？」

CBDに対して不安を抱いている方もいると思います。

本当に危険な作用はないのか、キマるような症状が出ることはあるのか、詳しく解説していきます。

CBDでキマるという噂は本当？

結論から申しますと、CBDでキマるという噂は事実ではありません。

キマると表現されるような作用を誘発させる化学物質『THC』とCBDは、全く別の化学物質であるからです。

キマるような作用を引き起こす化学物質『THC(テトラヒドロカンナビノール)』とは

  • 大麻草に含まれる化学物質
  • THCを含むフルスペクトラム製法は麻本来の成分に近く、CBDの効果が最も高いと言われている
  • 中毒性がある
  • キマるような作用がある
  • 日本では違法

そもそもキマるって何？

『キマる』とは薬物の作用で精神が高揚することを指しますが、CBDの作用で精神が高揚することはありません。

また、同じような意味を持つ言葉に『トリップする』『ラリる』などがありますが、そのような作用もCBDにはないと分かっています。

キマるという噂の真相について

CBDがキマるという噂が広がり始めた真意は不明です。

可能性として、世間の興味を惹きつけるために大麻由来の製品であるCBDをそのように表現したか、海外で販売されるフルスペクトラムのCBDの話がCBD成分の話であると勘違いされたことが考えられます。

なぜCBDでキマると言われるのか？

CBD製品の中にはTHCを含む製品もあるのが事実です。

そしてTHCを含む製品の摂取は、キマるような作用を引き起こす可能性があります。

そもそも安全なCBDならキマることはない

CBD製品の中には３つの種類があり、その内の1つである『フルスペクトラム』のCBD製品はTHCを含んだ製品です。

知られている通りTHCには人をハイにするような成分があるため、『フルスペクトラム』製品にはリスクが伴います。

そのリスクとは、キマる可能性があるということです。

危険なリスクを伴うことから、日本国内では『フルスペクトラム』製品の販売・所持は禁止されていますが、海外では問題なく販売・使用されています。

『フルスペクトラム製法』とは

  • THC(日本では違法)が含まれている
  • CBDの他の100種類以上の成分(ビタミン・ミネラル・テルペン等)を摂取することが出来る
  • 相乗効果がかなり高い
  • 麻本来の成分に近く、CBDの効果が最も高い製法
    →日本での摂取・所持は違法

危険なCBDはキマる可能性もある

THCを含む製品の販売・所持は日本国内では禁止されています。

では、日本国内で販売されるCBD製品に違法成分を含まれていないと、どうしたら証明できるのでしょうか。

それは、CBD製品の成分分析が第三者機関によって分析・証明されているかどうかで見極めることができます。

例えば、日本国内の正規代理店で販売されているCBD製品は、税関での検査を受け、違法成分がないことが証明され、厚生労働省によって許可された製品であることから、信頼性の高い販売元であると言えます。

それに対し、正規代理店以外で販売される個人輸入通販や、フリーマーケットでの販売は違法成分が含まれていないことが第三者機関によって証明されていないため、リスクは高い販売元であると言えるでしょう。

詰まる所、信用できる販売元で購入しなければCBD製品でキマる可能性もあるということです。

キマらない為に！安全なCBD・CBDオイルの選び方と購入方法

購入は信用できる販売元で行いましょう。

もし不本意にでも違法成分を含む製品を購入して、所持してしまった場合、違法になります。

加えて、THCの所持だけに留まらずTHCを摂取してしまったら、自身に大きな危害が及ぶかもしれません。

①配合成分やCBD含有量を確認する

大体の製品が配合成分やCBDの含有量を記載しています。

記載欄を見ると、CBDの他にCBDVやCBDA、CBGなども含まれていることがありますが、これらは違法成分ではありません。

また、CBDの含有量にも注意してください。

CBDの含有量が多いほど効力が高いわけではなく、自身に適した含有量のものを選ぶと良いでしょう。

例えば、初めてCBDを購入する方ならば、濃度の低いものから試していくのがお勧めです。

含有量・濃度の表記の見方ですが、CBD濃度の表記は『％』、CBDの含有量は『mg』の単位で記載されています。

②THC(テトラヒドロカンナビノール)の有無を確認

CBD製品を探す際に日本国内の市場であるにも関わらず、『フルスペクトラム』の製品を見かけたことはありませんか？

通常THCも含む『フルスペクトラム』ですが、実は日本の正規代理店で表記される『フルスペクトラム』は、THC以外の大麻成分で作られたCBD製品なんです。

国内で販売される『フルスペクトラム』製品には違法成分は含まれていないはずですが、購入の前には必ずTHCが含まれていないことを確認しましょう。

また、CBD製品購入の際は製品の種類に関わらず、配合成分の確認、THCの有無を必ず確かめてください。

③製造元や販売店情報をチェック

CBD製品購入の際、製造元の企業が信用できる会社かどうか見定めることはとても重要なことです。

Amazonや楽天市場など大手通販サイト取り扱いの製品でも、製造元は異なるので知っているサイトだからと安心してはいけません。

信用できると考えられるポイント

  • 消費者間からの信用を得ている

    （口コミの量や、商品の実績等）

  • 第三者機関からの成分分析が行われている

    （特定違法物質審査済証のマーク、GMP認証のマークが確認できる等）

④違法性の高い海外製品は要注意

避けてほしいのは、海外での購入や個人輸入サイト、メルカリやラクマといったフリマサイトでの購入です。

これらのサイトで販売される製品は、販売元が明らかになっていないため信頼性に問題があります。

言い換えれば、違法成分を含んでいる可能性があり、リスクの高い購入元であると言えるでしょう。

各CBD製品でキマるのか？口コミやSNSを調べてみた

CBDにキマるような作用はないとされていますが、実際世間ではどのような感覚をキマると表現しているのでしょうか。

もしかすると、本来の意味とは異なる使用方法をしているのかもしれません。

CBDグミでキマるかどうか？

CBDグミの摂取でキマるような感覚を得ている方はいるのか、関連情報をSNSから抜粋しています。

通販サイトでの口コミではキマると表現するような内容のものはほとんどありませんでした。

また、大手SNSのTwitterではそのような表現があったものの、具体的な感覚や摂取方法が書いていなかったり、キマるような作用を期待していたのに得られなかったという内容のものが多くかなり信憑性は低いと言えます。

CBD MAXでキマるかどうか？

CBD MAXは口から吸引して摂取するタイプのCBD製品です。

吸引って言われるとなんとなくキマるようなイメージをしてしまいやすいのではないかと思うのですが、実際の感想を見てみると異なることが分かります。

CBD MAXはタバコのようなスタイルなので、禁煙のために摂取しようと考える方が多く見られました。

そして『キマる』という表現ですが、通販サイトの口コミ、SNS上でもほとんど見受けられませんでした。

リラックスすることを目的として使用している方が多い印象です。

実際にタバコ代わりになるのかは明らかになっていませんが、タールやニコチンは含まれていないため代用できたら素晴らしいですね。

CBDオイルでキマるかどうか？

CBD製品の中でもかなりポピュラーなCBDオイルは、口コミの数も多いため『キマる』という表現の感想もその分多いのではないかと思います。

結果は予想通りで興味を持つ方が多い分、実際の話を大袈裟に言うような内容も見られました。

CBDオイルを摂取して『キマった』と表現している方も、本来の意味でそう表現しているのではなく、良い効果を得ることができたというような意味で使用しているようですね。

また、『キマる』というワードを含めて感想を書いている方もそのような作用は感じられなかったけど、眠たくなるような効果が意識が朦朧とするように感じ『キマる』感覚と錯覚するのではないかと分析しています。

VAPEのリキッドでキマるかどうか？

VAPE・リキッドはCBD MAXと同様、口から吸い込んで摂取する方法です。

吸引して摂取する方法はやはり『キマる』と連想しやすいように感じます。

SNSを見てみると、『キマる』感覚を期待して購入する方が多かったものの、ほとんどが期待した作用を得ることが出来なかったと書いています。

どちらもキマる感覚は得られないようですが、CBD MAXよりもCBD VAPE・リキッドの方が安価なので、興味のある方はCBD VAPE・リキッドから試してみると良いかもしれません。

SNS上での「CBDがキマる」という表現

SNSから、「CBDがキマる！」と発信している方と、その表現方法を真意を分析したような内容を発信する方がいました。

『キマる』の本来の意味は薬物の作用で精神が高揚することですが、現在は異なった使い方もあるように思えます。

上記のツイートでは、ニンニクや背脂がトッピングされるラーメンを指す『二郎系ラーメン』をCBD・THCを並べ、『キマる』と表現しています。

このことから、『キマる』という表現は薬物作用も含まず、ハマる・中毒性があるというポジティブな表現方法でも使用することが考えられます。

こちらのツイートでは、本来キマるはずのないCBDを『キマる』と表現する方の本意に焦点を当てていますね。

違法薬物として有名な大麻が由来であることから、CBDを使用して『キマる』と発信することで、禁忌を犯したような刺激を得たり、自身は大衆とは違うと自己肯定感を高めることが目的であると考えられます。

CBDはキマるのか？安全性や注意点まとめ

CBDにキマる作用はありません。

しかし、その作用を持つTHCが含まれた製品は海外で問題なく販売されており、国内でも誤って購入してしまう可能性はあります。

THCが含まれているCBD製品はキマる可能性があり、心身に危険な影響を及ぼしかねません。

購入の際は必ずTHCの有無を確認するようにしてくださいね。

この記事を書いた人
SATO
CBDに興味を持ち始めたことをキッカケに情報発信します。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事